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放射空調(ふく射空調)

OUR TECHNOLOGY

水式放射空調の特徴

省エネルギー性

放射空調システムの最大の特徴は、「温度(顕熱)処理と湿度(潜熱)処理の分離」にあります。放射パネルで温度の処理を行い、高性能調湿器で湿度の処理を行います。
温度と湿度を分離するシステムは、温度・湿度がもつそれぞれのエネルギーの性質に適した処理を行うことができるため省エネルギーです。
※図1

それに加え、水式放射空調システム(顕熱潜熱分離システム)では、冷房時に放射面の冷却に必要な冷水の温度が、日本国内の地下水温度と同程度で済むため、地中熱を直接冷房に利用することが可能となります。
※図2

また、暖房時にも、太陽熱で作った比較的ぬるめの温水を空調に使用できます。このように水式放射空調システムは再生可能エネルギーを使用するのに適しています。
※図3

図1 温度と湿度を別々にコントロール

図2 放射空調への地中熱の直接利用

図3 太陽熱で作った温水を空調に利用

ランニングコストへの効果は、放射空調システムを導入した場合、年間で約40%の削減ができます。
また、地中熱を組み合わせて使用すると、約60%程度も削減することが可能です。
※図4

CO2排出量に関しても、約25%の削減ができます。また、地中熱を組み合わせて使用すると約40%程度削減することが可能です。(※数値はすべて当社試算値です。用途や地域など条件により変動します。)
※図5

図4 ランニングコストへの効果

図5 CO2排出量への効果

音が静か(映写室への導入事例)

無響室と同レベルの静粛空間

水式の放射空調システムは、天井パネルや床に冷温水を流し、温度コントロールすることで空調を行います。
室内に導入する空気は、換気のための必要外気量に抑えられるため、従来空調の主な騒音源であった送風音が非常に小さくなります。
音響が重要視される映写室への導入事例では、「NC14」という無響室と同じくらいの静粛性が得られています。室内の温度・湿度による快適さだけにとどまらない、価値のある空間を生み出します。
※図6

本事例では、天井と床に水式の放射空調システムを導入しています。通常映写室のような階段状の室は、温度ムラが起きやすく、快適な温冷感にすることが難しいとされていますが、このシステムでは天井と床の双方で温度コントロールするため、温度ムラのない快適な空間となっています。
※図7

図6 騒音値の目安

図7 映写室の放射空間システム