空気と水の環境創造企業 三建設備工業

ZEB (ゼロ・エネルギー・ビル)

OUR TECHNOLOGY

最適制御

エネルギー削減が急務となる中、設備システムの効率化を進めるためには、システム全体での最適運用が必要になります。

最適化運転制御(熱源周り)

工場や事務所など、あらゆる建物でCO2排出量やエネルギーコストの削減が急務となる中、建築設備システムの最適化がいっそう求められるようになっています。これまでは高効率な熱源機器の導入や、搬送機器へのインバータ導入など、効率的な機器導入による個別最適化が中心でした。しかし、より効率化を進めるためには設備システム全体での最適運用を考慮する必要があります。主な最適化手法として、気象データや負荷状況などデータベース化された実績値をもとに負荷予測を行い、負荷に合わせてシステム全体の消費電力やCO2排出量が最小となる熱源機器の運転パターンを最適化シミュレータにより決定するなどの手法があります。また、モニタリングによる監視機能を導入することにより、効果的な運用の改善や不具合箇所の発見も可能となります。このように、さらなる効率化を目指して、最適化の対象は個別最適化から全体最適化へとシフトしています。

PAC恒温恒湿省エネ運転制御

空冷パッケージ型空調機(PAC)の冷却能力は、室外機の設置されている環境の温度(外気温度)により変化します。PACの最適化運転制御では、この能力の変化を制御に取り入れ、最適な運転を実現します。能力データテーブルをもつコントローラ(PLC)が、室内の要求負荷と冷却能力を比較し、必要最低限の圧縮機の段数(容量)を決定します。

また、従来の容量制御は、室内の温度偏差により圧縮機を増減段するため、段数が変化する時点では、室内温度は設定値に対して偏差が生じます。一方、最適化運転制御方式では、室温の偏差で制御を行わないため、従来方式と比較して室内安定性が高いシステムです。また、外気温度の低い冬期では、外気の冷却効果により圧縮機が不要と判定されれば、圧縮機を停止することも可能なため、省エネルギー性も高いシステムです。

※関連特許 特許第3415547号