Interview#09
#09
前坂 彰子 Akiko Maesaka
管理本部
総務人事部
2007年度入社
学生時代に建築学を学び、環境や設備に関する研究に従事。“人が生活する空間を作る仕事がしたい”という思いから、就職活動では主に建設業界や設備業界、住宅メーカー等を志望。女性技術職として働けるのか、フィーリングが合う会社なのかを軸に、説明会等で企業の思想や雰囲気を感じ取ることを重視していた。三建設備工業はこれら二つの条件を満たしつつ、当時から積極的に女性の活躍を推進する姿勢があったため入社を決意。二度の産休・育休を経験しながらキャリアを磨き、現在は会社全体の集合研修や育成に力を発揮する。
Career
2007 - 2013
- 東京支店 設計部/見積部
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設計部では、工場や研究施設、病院といった建物の設備設計を担当。見積部では、大学や病院など様々な物件の設備積算を担当。また主任として、新入社員教育の設計講師も務める。
2014 - 2015
- 営業本部 技術部
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全国各地の建物の設備積算業務を担当。社内の教育資料の改訂にも携わる。
2017 - 現在
- 技術統括本部/管理本部 総務人事部
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技術統括本部では、電気計装グループ゚で電気設備業務に従事後、技術企画グループで設備設計積算業務を行いながら、社員教育に携わる。2021年10月より、総務人事部にて会社全体の集合研修や研修施設の準備・運営に携わる。
# 現在の仕事
次世代を担う若手を育てることで、
会社の未来に貢献する
入社後いくつかの部署を経験し、空調・衛生・電気の設計・見積や技術社員の教育に携わってきて、2021年10月よりエンジニア育成の担当として総務人事部に所属しています。これまでの経験を活かして、主に会社全体の集合研修の計画やグローバルスタッフの育成を担当しています。2022年4月竣工予定の新しい研修施設の準備、運営にも携わっています。
新入社員やグローバルスタッフは、いわば次の時代の当社を支えていく存在。彼らを育てていくことが会社の未来をつくることに繋がっていくのだと思うと、やりがいも大きいです。また彼らとの交流を通じて、今の時代の価値観や異なる国の文化などを吸収することができ、自分の視点や考え方がアップデートされ、自身の成長も感じることができます。
# 印象的だった仕事
自分の至らなさを
痛感することで学んだ
一人ひとりの社員と会社が持つ強み
電気計装グループに所属していた時に初めて現場に行った経験が、今でも記憶に深く刻まれています。それまでは設計・積算といった内勤の仕事が中心で現場の仕事がどのように行われているのか、詳しい部分については全くの無知でした。毎日わからないことばかりで、役に立てない自分に悔しい思いもしましたが、現場の人々の日々の努力や仕事の進め方について学ぶことができ、三建設備工業という会社への理解が一層深まったように感じます。現在携わっている社内研修プログラムを、より充実させていく中で、様々なキャリアの社員を対象にしていくので、設計積算だけでなく現場を経験できたことは非常に大きいです。これまでの経験を活かし、より良い人材育成を実現できればうれしいですね。
# ホッとするひととき
子どもたちと一緒に、家族のアルバムを見返して子どもたちの成長や思い出に浸ると、毎日あっという間だけど明日からもがんばろうという気分になります。昼休みや通勤時間は読書や資格の勉強をして、一人の時間も大切にしています。
# 私のまわりの⾒た⽬以上な⼈
「設備の中で大切な“圧力”という概念は、宇宙を基準に考える」という思考を持った研修に携わるベテラン社員がいます。設備の持つ想像を超えるスケールに圧倒され、その考え方に驚かされました。きっと三建社員一人ひとりが見た目以上!ぜひ色々な先輩とたくさん話してみてください。
# 私の1年⽬
長く働いているので記憶としては曖昧ですが、毎日をひたすらに精一杯過ごしていたように思います。女性技術職がそれまでの地域限定職から総合職へ転換となり、より女性技術職の将来を有望視できる年でもありました。