「札幌三建ビル」(当社北海道支店)が、一般社団法人建築設備技術者協会が主催する第9回(令和2年度)カーボンニュートラル賞(北海道支部)を受賞しました。
「一般社団法人建築設備技術者協会」WEBサイト
(→トップページの新着:2021.04.06 NEWS 「第9回カーボンニュートラル賞受賞業績が決まりました」をご覧ください。)
築50年が経過し老朽化した事務所ビルの建て替えに伴い、南北に長い日本列島の中で最北端に位置する北海道におけるZEBへの有効な技術を検討し、計画・実施・検証を行いました。北海道の豊かな自然と共生し、大地の恵みを最大限有効に活用しながら、高い省エネ性と快適性を両立したZEB・ウェルネスオフィスへの取り組みを実施し、今後の寒冷地における低カーボン建築のモデルとなることを目指したものです。
BELS(建築物省エネルギ一性能表示制度)において、基準一次エネルギーに対して67%削減(設計値、創エネ含む)の「ZEB Ready」の評価を受け、竣工後1年間の実績値では基準一次エネルギーに対して74%削減(創エネ含む)となり、「Nearly ZEB」 に近い結果を達成しております。
≪ 建物概要 ≫
ビル名:札幌三建ビル
建設地:札幌市北区北15条西2丁目1-1
鉄筋コンクリ―ト造2階建
延床面積:1949.58㎡
設計:三建設備工業株式会社,株式会社岩見田・設計
施工:三建設備工業株式会社,岩田地崎建設株式会社
工期:2017年10月2日~2018年10月30日