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三建設備工業と三建エンジニアリングサービス、共同開発による施設・資産管理プラットフォーム「BUP_Ma」の試験運用を開始 〜両社一体の共同開発体制でメンテナンス業務のDXを強力に推進〜

2026/07/14

会社情報

当社と、グループ会社である三建エンジニアリングサービス株式会社(以下、三建エンジサービス)は、当社が自社開発した施設管理プラットフォーム「BUP」※1のメンテナンス業務管理機能を大幅に強化した新システム「BUP_Ma」※2を共同開発し、実務における試験運用を開始したことをお知らせいたします。

本取り組みは、当社が持つ自社ソフトウェア開発力と、三建エンジサービスが長年現場で培ってきた建物管理の実務ノウハウを高度に融合させた共同開発プロジェクトです。単なるシステム供給とフィードバックという関係に留まらず、実務現場での運用テストを起点に、両社が一体となってアジャイルな改良と機能追加を繰り返す「共同開発プロセス」を採用しています。これにより、実際の現場作業に真に即した実用性の高いプラットフォームへと迅速に進化させ、三建グループ全体のシナジーを最大化するメンテナンスDXを強力に推進します。


〈共同開発メンバー〉
左から3名、三建設備工業 ソフトウェア開発メンバー
右から5名、三建エンジニアリングサービス オペレーション開発メンバー
右から2番目、三建エンジニアリングサービス 代表取締役社長

■「BUP_Ma」の主な特徴と導入技術

これまで属人化しがちであったメンテナンス業務の効率化とデータの標準化を目的とし、最先端のIT技術を実装しています。

タブレット活用による業務記録の効率化
現場作業員がタブレット端末から直接データを入力・報告できる仕組みを構築し、ペーパーレス化と現場事務作業の大幅な削減を実現。


〈メンテナンス入力(タブレット画面)〉

写真データの「情報コンテナ化」とDB連携
撮影した写真を「情報コンテナ化」する技術により、外部データベースと簡易に連携させることで、膨大な写真データから必要な情報を瞬時に検索・整理できる「写真をベースにした一元化データベース」の構築を可能にしました。

AI-OCRとAPI連携によるアナログメーターの数値化
AI-OCR技術とのAPI連携により、点検対象となる圧力計や温度計などの指針系計測器(アナログメーター)をタブレットで撮影するだけで、画像から自動で数値データを読み取り、記録します。これにより、誤転記の防止と点検時間の短縮を同時に達成します。


〈AI-OCR起動(タブレット画面)〉


〈AI-OCRによるメーター値の自動読込(タブレット画面)〉

編集版・無編集版の自動個別保存によるエビデンス担保
業務の記録写真は、現場でタブレット画面上に手書きメモ等を書き加えた「編集版」と、加工前の「無編集版(オリジナル)」の2種類を自動で同時保存します。これにより、直感的な現場状況の共有と、エビデンス(客観的証跡)としての信頼性担保を高いレベルで両立します。

画像データ容量の自動最適化
大量に発生する現場写真に対し、目視確認や業務に影響を与えない範囲でデータ容量を自動的に削減する機能を搭載。高精細な情報伝達を維持しつつ、クラウドストレージの圧迫や通信負荷を大幅に軽減します。

定型書式(レポート)へのワンクリック出力機能
記録・蓄積された点検データや写真を、あらかじめ登録された指定の点検報告書や社内定型書式フォーマットへワンクリックで出力可能。手作業での再入力や配置調整といった、帰社後の帳票作成作業を極限まで排除します。


〈パソコン上での管理(集計)画面:バックオフィスで使用〉

■今後の展望:蓄積データを基にした「次世代保守提案」とビジネスモデル変革

三建エンジサービスでは、クラウド上で一元管理・蓄積された点検データを高度に解析することで、設備の劣化予測に基づいた先回り型の「将来の保守提案(予知保全)」を強化します。これにより、従来のスポット的な修繕対応から脱却し、顧客との永続的かつ強固な関係性を構築していく方針です。
また、当社としては、グループ会社の実業務から得られた膨大なデータと現場の知見をAI技術と融合させ、建設・設備業界における新たなDXビジネスモデルの確立と構築を目指します。
さらに、次の展開プロジェクトとして、西日本三建サービス株式会社が維持管理を担当する福岡市内の大規模複合施設エネルギーセンター版「BUP_Ma」の開発に着手いたします。

三建設備工業は、本プロジェクトを皮切りとして、今後は順次全国展開を図り、建物・インフラ管理を支える三建設備工業メンテナンス情報システムの構築を目指してまいります。

※1  BIM-UNIFICATION-PLATFORM
※2 ビー・ユウ・ピー(アンダーバー)エム・エイ(aは小文字)

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